東芝ビジネスエキスパート株式会社 人材開発事業部 シグマコンサルティング部(旧:東芝シグマコンサルティング株式会社)

間接部門効率化

スタッフ部門の経費削減

【タクシー委託業務費の削減】

 一般に、改善しにくいと言われているスタッフ部門の業務であっても、DMAICでは真因の抽出と解決を図ることができます。
ここでは、総務部における経費削減の事例を紹介します。

 一般に、統制可能経費の中での業務委託費の占める割合は大きく、この会社の場合、交替勤務者の送迎タクシー業務委託費が過大であることが注目され、その課題に取り組みました。
この会社では交替勤務者のために送迎タクシーを手配していましたが、路線編成が場当たり的、利便性への認識不足などの問題がありました。
 課題解決のため、業務委託先であるタクシー会社の協力のもと、勤務班毎との路線数、方面、利用人数、路線毎の単価等を調査し、そのデータを回帰分析やステップワイズ回帰などの統計手法で分析して、費用削減効果が大である主要因を見つけだしました。

 抽出した要因に対して、例えば利用者の利便性を考慮したうえで路線を統合して現行路線を圧縮するなどで、全体走行路線を大幅縮小が可能となりました。
さらに、従業員の異動などに柔軟に対応するため、タクシー路線編成マニュアルを作成し、タクシー料金の決定要素、路線編成の留意点等をまとめたマニュアルを作成、共有しました。
風土改革には、COPQ(Cost of Poor Quality:この場合は非効率な路線編成による冗長コスト)を防止するための共通認識を持つことが重要なポイントともいえます。

 このように、会社には従来の延長線で悪しき因習がCOPQとして随所に残っている場合が多々あります。そのような問題を発掘し、定量的かつ論理的に課題を分析・説明することは、組織にムダを意識させ、やめさせるツールとしても極めて有効な手段となります。

要因X(距離、時間、利用者)に対する回帰分析

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